2020.02.22
2022.09.12
2024.03.15
富士通グループの「富士通ラーニングメディア」が運営する、小中学生対象のプログラミングスクール『F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)』。その無料体験会「AIとつくろう! プログラミング体験会」が、現在開催されている。
無料ながら、話題の生成AIを子どもに大人気の「うんこドリル」で学び、さらにScratch(ビジュアルプログラミング)を使ってミニゲームも作ってみるという、盛りだくさんの内容だ。
今回取材したのは、品川本校での体験会。まず子どもたちは、Fujitsu×うんこドリル「AIとのつきあい方」でAIについて学ぶ。次に、生成AI(対話型)を実際に使ってみる。AIを体験しながら、プログラミングについても触れていき、無理なく今回のミッション「AI×プログラミングでミニゲーム制作」につなげていく流れだ。
体験会はメインの講師以外にも大学生の先生なども加わり、レッスンの間ひんぱんに声をかけてくれるので、まったくの初心者でも安心。これからの時代に必ず知っておきたい「AI」「プログラミング」を知る最初のステップにピッタリの無料体験会となっている。
今回は、この無料体験会に、FQ Kids読者ファミリー、近藤眞育くん(新小2)と北澤美空ちゃん(新小2)に参加してもらった。プログラミングをやるのは初めての2人。どんな体験になるのだろうか?
FQ Kids読者ファミリーが
体験してみた!
元気な挨拶とともに始まった体験会。
まずは、Fujitsu×うんこドリル「AIとのつきあい方」を通して、AIも間違うことがあること、AIは人間のお手伝いをしてくれるパートナーであることなど、AIリテラシーの基本を楽しく学んだ。
体験会のため、保護者は子どもと並んで座り、サポートをしながら見守る。「AIの特徴はどれでしょう?」といったクイズも交えながら、楽しくAIへの理解を深めていく。眞育くんも元気に手を挙げて参加していた。
基礎を学んだら、実際に対話型AIを体験!
AIへの指示や質問をするための文章“プロンプト”を書くのは難しいところだが、見本のプロンプトがあらかじめコピペできるよう用意されているので、誰でも簡単に挑戦できる。初めてマウスに触れる子も、先生が手を添えて教えてくれるから安心だ。
美空ちゃんは、パパにも手伝ってもらいながら文字入力に挑戦。
「世界でいちばん大きな生き物は?」とAIに質問すると、「クジラ」と回答が。自分で考えていろいろな質問も試していた。そんな様子を見ていた先生に「すごいね!」と褒められて、思わず笑顔に。
そして、いよいよゲーム制作タイム!
今回は、ネコ(スプライト)を動かし、アイテムをゲットする「ジャンプ! アクションゲーム」のプログラミングに挑戦。指示ブロックをカチっとはめていくだけでプログラミングできる『Scratch』で、プログラミングの基本である“座標”などを学びながらゲームを作っていく。
真剣な表情でモニターを見つめ、1つずつプログラムを組んでいく眞育くん。巡回する先生たちが、1人ひとりの進捗に合わせてサポートしてくれる。
「うわ! 動いたよ!」ネコがぴょーんと飛び上がる動作が成功して、隣で見守っていたママもにっこり。
眞育くんも美空ちゃんも、雰囲気に慣れると、どんどん先生に質問をしながらゲーム制作を進めることができた。試行錯誤を繰り返しながら「できた!」にたどりついた瞬間は、達成感でいっぱいに!
初めてでも楽しくプログラミングやAIに触れることで、子どもたちの好奇心をふくらませ、「難しそう」というイメージから「やってみたい」の意欲へとつなげられる体験会となっていたようだ。
今回体験してくれた読者ファミリーに、感想をインタビューした。
◆眞育くんの感想
「AIはロボットが会話するみたいで、面白かったです。いちばん楽しかったのはゲームを作ったこと。ネコを動かすのは難しかったけど、先生に教えてもらったらうまくできました!」
◇眞育くんママのコメント
「親世代にとってプログラミングは学んだことがないので、教えられません。小学校でもタブレットは使っていますが、AIやゲーム制作までは体験できないので、今日は良い機会になりました。
パソコンの操作も先生に教えていただき、すぐに覚えて使いこなしている姿にビックリ! 将来を考え、こうした体験をもっとさせてあげたいなと感じました。」
◆美空ちゃんの感想
「AIはどう質問するか考えるのがちょっと難しかったです。でも世界でいちばん大きな生き物や小さな生き物、あと危険な生き物とかも質問したらAIが教えてくれました。ゲームは自分で作って自分で遊べるのがとても面白かった。ネコが「にゃー」って鳴くようにプログラミングすることもできました!」
◇美空ちゃんパパのコメント
「今回、何もないところからテクノロジーを駆使してモノを作ることが経験できたのが良かったです。ゼロイチ力やアントレプレナーシップの原体験になったのではと思いました。小学校や家ではなかなか体験できないAIやプログラミングを実際に使ってみたことで、これからの学びにつながっていくことを願っています。」
ファイトキッズクラブは、社会人のIT人材育成事業で多くのノウハウを持つ富士通ラーニングメディアが運営している。
IT人材育成の経験と実績をもとにしたオリジナル教材とカリキュラムで、わかりやすく楽しい授業を展開。プレゼンテーション力や課題解決力の育成にも力を入れており、ICT社会をリードする「新しい社会を創り出す人を育む」スクールだ。
ファイトキッズクラブは、教室に通って学ぶスクーリング形式。友だちと一緒に考え、友だちの発表から学び、友だちと一緒に成長できて、協調性や社会性も育むことができる。
また、初めてからステップアップまで、習熟度や関心に合わせたコースを選べるのも特徴だ。
Scratch(スクラッチ)
低学年の子でもわかりやすいブロック型のビジュアルプログラミング『Scratch(スクラッチ)』を使用し、プログラミングの基礎を学ぶコース。マウス操作からタイピングまで、パソコンの基本も習得。
ロボットプログラミング
子どもたちに大人気のブロック(レゴⓇエデュケーション SPIKE™ プライム)でロボットを製作し、プログラミングで動かすコース。
テキストプログラミング
本格的なプログラミング言語『Python(パイソン)』を学び、テキストコーディングでアプリ開発まで行う上級コース。
ファイトキッズクラブでは、毎年プログラミング発表会「F@IT Creation」を開催。大勢の観客の前で行うプレゼンテーションは貴重な体験だ。
すべての作品に対し審査員が講評をするため、子どもたちはさまざまな学びを得て、大きく成長する場となっている。保護者がアウトプットを見て成長を実感できることも嬉しい。
また、今年度からロボット競技も加わった。同校のスクール生は、WRO(国際的なロボットコンテスト)など外部大会にも積極的に参加している。大きな目標が持てることは学ぶ意欲にもつながるはずだ。
プログラミングは、パパ・ママ世代が子どもの頃にはなかった習い事。習う上で「何が身につくのか」がわからないという保護者も少なくない。
でも、一度親子で一緒に体験してみることで、その楽しさや意義、またわが子への向き・不向きもわかるはずだ。ぜひ、親子で新しい習い事を体験してみてほしい。
富士通オープンカレッジ ファイトキッズクラブ
※体験内容は校舎によって異なります。
文:大橋礼
写真:松尾夏樹
Sponsored by 富士通ラーニングメディア
編集部のオススメ記事
連載記事