2024.11.06
2024.04.01
2020.04.13
インターネットを利用した学習コンテンツを手がける株式会社イー・ラーニング研究所は、小中学生向けの無料動画教育サービス『スクールTV』を提供している。
全国の主要な教科書に対応しており、教科書を登録すると、教科書の目次と授業動画が対応するしくみだ。
スクールTVはパソコン、タブレット、スマホなどから、テレビ感覚でいつでも見ることができる。講師は有名大学の学生を採用。優しいお兄さんやお姉さんが丁寧に教えてくれるので、勉強が苦手な子供も進んで見たくなるような内容になっている。
スクールTVの特徴は、アクティブラーニングのメソッドを導入していることだ。アクティブラーニングとは、講師による一方的な講義形式の授業とは異なり、グループディスカッションやグループワークなどを取り入れた学習方法である。
生徒が能動的に授業に参加することで、自ら考える力を養うのが目的で、文部科学省の学習指導要領の中でも推奨されている。
スクールTVの学習動画内では、講師が定期的に子供に質問を投げかけることで、子供が自分で考え、より能動的に学習するよう促す。授業の前には準備体操のアクティブラーニング動画が再生され、頭を柔らかくして授業に集中できるような工夫もされている。
スクールTVには『スクールTV Plus』と『スクールTVドリル』の2つのオプションサービスが用意されており、月額300円のスクールTV Plusは、動画を視聴しながら連動したドリルに回答していくことで学習効果を高めることができる。ドリルにこたえるとスコアが増えていき、ランキングに参加することができるので、勉強嫌いの子供でもモチベーションを保って学習できる。
スクールTVドリルは200円~から利用できるオンラインのドリルで、中学校の3科目が対象だ。ドリルには「トレーニング」と「バトル」の2つのモードがあり、トレーニングでためたパワーでほかの人とバトルができるなど、ゲーム感覚で楽しく学べるのが特徴だ。
ただ見るだけの講義式のオンライン授業では、なかなか集中できない子どもも多い。スクールTVでは授業にアクティブラーニングのメソッドを取り入れたり、ゲーム要素を取り入れたりすることで、受け身ではなく能動的に学習できるように工夫されている。
外出自粛の要請を受け、学校だけでなく塾や習い事も休みになっている中、自宅学習は今後ますます注目されるだろう。
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